読んでみた！人生が一度めちゃめちゃになったアルコール依存症OLの話 : 花紅柳緑－アラカン主婦の日々のこと

かどなしまるの「人生が一度めちゃめちゃに

なったアルコール依存症OLの話」を読んで

みた。

お酒大好きな私、心のどこかで依存症に

なったらどうしようと不安な気持ちがある。

まるさん自身の話だからリアル。

会社の人間関係が嫌で、安定剤だけでは

出社できなくなり、ある朝一線を越え

１杯のカルーアミルクを飲んでしまった。

ここから朝の飲酒が始まってしまう。

どう見てもブラックな会社だが、家賃、

奨学金の返済等々。

やめることもできない。

今日だけ、今日だけを繰り返し…。

出社前トイレや仕事の途中でも苦しく

なると会社のトイレで飲んでしまう。

仕事をしていると仕事よりも人間関係の

ストレスの方が辛い時もある。

出社前の嫌～な気持ち。酷い同僚、読んで

いてドキドキしてくる。

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お酒は確かに気持ちを楽に大きくしてくれる

だから飲んででしまうのだが、私なら出社前

には流石に飲めない。

ただまるさんの気持ちはわかるような

気がする。

たった１杯から始まって、ドンドン進んで

行ってしまうお酒の怖さが描かれている。

平日朝から飲むって依存症と思うけど、

本人はまだいつでも引き返せる、今日だけ

今だけと思ってしまうところが怖い。

ただ一人全て話せる、同居している妹との

関係も悪化していく。

自信がない→人間関係、仕事が上手くいかない

→お酒　

が悪循環になって酒量がさらに増えていく。

最後は自分の決心と妹、友人、恋人の助けも

あって泥沼から抜け出せる。

そこで止まって良かった。

出社前に飲んでしまうことを誰にも話せず

友人さえも避け孤独な日々。

変わろうと決めて告白すると友人も恋人も、

離れていくどころか、心配して協力もして

くれる。

孤独は辛い、人を信じ、相談することの

大切さも教えてくれる。

理由をつけて飲んでしまう。

嫌なことも気にならなくなる。

私も思い当たる。

読んでいて本当に怖くなった。

美味しものはさらに美味しく、楽しい会話、

ストレスも解消される、お酒大好き。

これからも飲み続けられるよう気をつけ

ないと。

読後、いつもは週一の休肝日が週二に

なりました。

悩みを抱えている人やつい飲み過ぎてしまう

人にもお勧めの一冊。

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